店長小山の「マーチン道・発展編」

ギタープラネット店長小山です。マーチンに関する色々なお話しです。

リペアマン列伝④

当社専属リペアマンとして働いている別府佳幸氏です。



私より年は2歳年下ですが、2児の父です。子育ての話で盛り上がります。

リペアマン志望で入社しましたが、永らく販売員との2足の草鞋で勤務してまいりましたが、

昨年秋に技術を買われリペアの専任となりました。店舗と同じたてもの内にリペア工房が

あるので、お客様をお待たせしたままの作業が多いです。ユーザーの要望を瞬時に汲み取る

能力と作業のスピードが求められますが、その部分において能力が高いです。



以前はリペアの順番を待つギターがたくさんあり、頭を悩ましていたのですが、

アメリカから入荷した古い楽器なども早いタイミングで売り場に出せるので大変助かっています。

お使いの楽器で何かお悩みになっている点があれば、是非ご相談下さい。

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リペアマン
日時
2010年03月20日21:51
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2010NAMMショー報告③

写真はマーティン社のディック・ボーク氏です。

マーティン社で永らくアーチストリレーションを行っており、90年代以降の

マーティン社の方向性を決定づけた人でもあります。



マーティン社での社歴も30年以上で、古株の一人です。

現在の首脳陣の中には、別の業種から中途で入った人も数名いるのですが、

真のたたき上げといった感じですね。

故マイク・ロングワース氏直系で、すべての知識を知恵を継承したと言われています。

そのヴィンテージマーティンの知識と、自身もギター弾きであるが故のミュージシャンとの

人脈で、シグニチャーモデルの企画を次々と成功させ、マーティンギターのものの良さを

世の中に知らしめました。

エリック・クラプトンとの親交は特に有名です。

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ナムショー報告
日時
2010年03月09日18:18
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2010NAMMショー報告②

2010年、マーチン社は大きな挑戦をしています。

今年の大きなテーマひとつに「エレアコ市場に参入する」というものがあるようです。

エレアコとは元来、80年代のタカミネやオベーションに代表されるように、多少生音は犠牲にし、

ライブでハウリングをせず大音量を出すという目的で生産されてきました。

90年代中期から、ピックアップなど周辺機器の発展におり、人気ミュージシャンが

自身が一番気に入ったヴィンテージギターをステージに持ち込むようになってきました。

そして、テイラー社のような、生音を重視したエレアコメーカーが台頭するようになり、

そのジャンルは、アメリカ本土において無視出来ないヴォリュームに成長してきたのです。

もちろん、これまでもライブで使えるピックアップ付きのギターは発売してきました。




ただ、このギターを見てください。ルックスがとことんまでエレアコしています。

画像はまだないのですが、フィッシュマン製のカスタムピクアップを搭載しており、

ルックス、性能ともに皆さんのど肝を抜くギターです。

日本に30本入荷する予定です。

マーチンが本気でエレアコするとどうなるか、ご期待ください!
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ナムショー報告
日時
2010年01月23日17:10
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2010NAMMショー報告①

今月1月14日から17日までロサンゼルスのアナハイムで行われた、アメリカ最大の楽器ショー

「ナムショー」に行って参りました。

通常買い付けの時に行くヴィンテージギター中心のギターショーと違い、楽器メーカー各社が

新商品などを熱く発表し、業界人から一般のお客様までたくさんの人が来場されるので、

かなり盛り上がる数日となります。

マーチン道だけにやはりマーチンブースからご紹介させていただきます。



朝空港に到着し、初日の昼頃まっすぐにマーチンブースに向かったのですが、既に満員の

状態です。

早速マーチン社のスタッフから新商品の説明を受けます。これから3日間をかけ、今年どの

モデルを何本日本に入荷させるか、じっくり話し合います。




カスタムギターのコーナーでは、私もびっくりしましたが、ダブルネックのギターが飾られていました。

もちろん1本ものですが。カスタムデヴィジョンは年々レベルが上がっており、かなり高度な

リクエストにも対応できるようになっています。



ブースの外側に、マーチンファクトリーが再現されていました。

遊び心満載です。

数回ににわたりNAMMショーのレポートをしていきます。
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ナムショー報告
日時
2010年01月22日15:05
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リペアマン列伝③

千葉県千葉市稲毛区でリペア工房を構えている沖田正和氏です。



昔ながらの職人気質の方で、ご自分でギターの製作もされています。

永らくギブソンの代理店の修理を受け持っていたこともあり、ギブソンの

ギターの修理に関しては、経験とノウハウが蓄積されています。

特に、レスポールに多いネック折れの修理の完成度は、日本一と言って

間違いありません。

もちろんマーティンギターの修理も昔からされています。

こういった、リペア職人を生業とする人々の中で、パイオニア的存在です。



一緒に工房で働いてらっしゃる沖田さんお弟さんと、大内さんです。

数名の職人が働き、技術の継承が行われているところも沖田工房の

すごいところです。

一匹狼が多いこの業界では希有な存在です。


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リペアマン
日時
2010年01月10日22:58
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リペアマン列伝②

 東京の昭島市でリペア工房を構え、活躍している村山勉氏です。

若い頃から楽器製作を志し、楽器業界には非常に長く在籍しています。



 当社(黒澤楽器店)にも在籍していた時期があり、なんと新大久保

本店の初代店長でもあります。リペア志望で入社したのですが、

その持ち前の責任感の強さゆえ、マネジメントを任されるうち、

本気になってしまったのだそうです。あるとき、リペアマンとしての

初心にもどり、辞められたそうです。

 先日ご紹介した今井氏が感性の人であるのに対し、村山さんは

論理的な考え方をする人です。僕たちスタッフにネック角度を測る

自作のゲージを提供してくれたり、リペアの方法論を懇切丁寧に

指導してくれたり、後進の指導にも熱心に取り組んでくれます。

見積書も誰が見てもわかりやすいです。

 カバーする音楽ジャンルも広く、演奏することも大好きなので、

話していると時間を忘れます。

 
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リペアマン
日時
2009年12月27日18:20
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D-28 Museum Edition 1941 ③

リペアマン列伝を始めたところ、『ミュージアムエディションのお話は

もう終わったのですか』と批判が相次ぎました。

そんなことはありません。

このところ更新がご無沙汰してしまったのは、店の撮影環境を

改革していたからでした。

ひとつのコラムに何枚も写真をアップしないよう、Jギターの水木社長

よりアドバイスされているので、少しづつアップします。





バックのマダガスカルローズウッドの木目は、非常に美しいです。

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マーチン
日時
2009年12月24日20:02
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リペアマン列伝①

これから、数回を使い、マーチンギターのリペアにかかわる人たち

を紹介していきたいと思います。

まず、第1回は、今井雅春氏です。

今井さんは、東海楽器がマーティンギターの代理店だった80年代に

東海楽器の社員として、専属リペアマンとして働かれており、

その後東海楽器が倒産すると同時に独立されてました。



今井さんとの出会いは、私が入社2年目、新大久保本店に最初に

勤務した11年前にさかのぼります。

すでに腕のよさはトップレベルという評価になっておりました。

 今井さんは非常に感覚的な人で、アーチスティックです。

その頃はよく、『満月の夜が一番仕事がはかどる』といっていました。

工房に遊びに行って、ビールを飲みながらギター談義をしていると

だんだん禅問答のようになってきます。

 ギター一本一本に人格があるように扱います。

『緊張している』 『たるんでいる』

という表現をよくします。

ギターを弾く時間も、リペアマンの中では一番長いと思われます。

数え切れないエピソードがあるのですが、またご紹介させて

いただきます。
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リペアマン
日時
2009年12月18日16:17
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D-28 Museum Edition 1941 ②



ミュージアムエディションというくらいですから、マーチンミュージアムに

ある1941年のD-28を忠実に再現しています。これまで、ゴールデンエラ

や、オーセンティックなどは、1937年をモデルとされていました。その

一番有名な仕様との違いは、ノンフォワードブレーシングと、

ナローネックということになります。

 私個人的には、そこがこのギターのかなり魅力的な点だと考えて

おります。というのも、ノンフォワードはフォワードよりも強度的に

優れており、トップ板の変形が少ないですし、ナローネックは

ストローク重視と考えた場合、かなり弾きやすいからです。

写真はオーセンティックシリーズとともに、このミュージアムエディション

についている紙タグです。無論当時の雰囲気を復刻しており、

オールドフレーバー満載です。
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マーチン
日時
2009年12月10日14:30
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D-28 Museum Edition 1941 ①

先日、D-28 Museum Edition 1941 をじっくりととりあげていきたい、

というお話をしました。現時点で、正規品は日本国内に6本入荷

しており、そのうち3本の販売に携わらせていただきました。

これが、当店に今回入荷した最新入荷のものです。



サウンドホールからネックブロックを見た角度の写真ですが、

その他のモデルとは違い、シリアルナンバーの刻印も、

1941年当初と同じサイズで、気に深く刻印され、文字の角が丸い

タイプの字体です。

ニカワ接着、Tバーの採用など、ここまでやるか、というくらい

ディテールにはこだわってくれています。

明日は更なる魅力にせまります。
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マーチン
日時
2009年12月08日18:19
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ギター弦のリサイクルを考えよう!

先日、『マーチン道』ブログの中で、ギター弦のリサイクル方法を

皆で考えられないか、というテーマを投げかけてみました。

すると、それまでのどんな内容よりも、多くの反響がありました。

ある方から

「同じことを前から考えておりました
芯線の炭素鋼も、巻き線の銅もリサイクルできるはず。楽器店が中心になって回収システムをつくればかなりの量が集まるでしょう。
ただ自分は詳しくないので、果たして「銅と錫を分離することができるのか」「フォスファーだとさらにリンも分離できるのか」、リサイクル業者に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
唯一の懸念は、銅価格が上昇してもギターの弦は値上がりしなかったので、本当にブロンズ弦は銅を使ってんのか??ということです(笑) 」

というご意見もいただきました。他にもご意見をいただき、

やはり音楽好きの方は、環境への意識が高い方が多い、

ということを再認識しました。



 弦の廃棄ポストを渋谷や御茶ノ水に設置したり、廃棄弦をお店に

お持ちいただければば、弦の価格を5%オフするなど、

集める方法については、当社としていくつかは実現可能です。。

問題は、集めたその廃棄金属をどのように利用するかです。

リサイクル業界に詳しい方がいらっしゃれば、是非ご意見を

いただけないでしょうか。

皆で地球にやさしいシステムを考えていきましょう!
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マーチン
日時
2009年12月06日17:00
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赤本を攻略するべし!

ブログを始めたころ、周囲から

「果たしてネタが続くのか?」と存続を危ぶむ声がありました。

大丈夫でございます。



マーティン社からこの秋、このような本が出たのでです。

マーティンギターについての技術的な側面、仕様変更や生産本数、

創業時からの情報の大部分が凝縮された本です。

この中の内容を、折に触れ取り上げていきたいと思いますので、

マーチン道入門希望者には入手をおすすめ致します。

写真は、私の自宅、枕元にあるこの「赤本」です。

受験を経験された方は「あかほん」という響き、懐かしいですよね。
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マーチン
日時
2009年12月05日21:09
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息子君、登場!

 7歳の息子がいるのですが、最近私に似てきたなと感じています。

似て欲しくない点も多分に似てきてしまっているので、妻のイライラは

募るばかりです。

 

写真手前が7-45の1994年製、後ろが

D-45の1976年製です。

7サイズはDサイズをそのまま小さくしたもので、

弦長はDが645mm、7が584.2mmです。

両方とも45ですから、音のきらびやかさはさすがで、

並べてみると本当に親子のような気がします。

7サイズはいままで各グレードトータルでも300本台の本数しか作られて

おらず、マーティンのホームページにも出てきません。90年以降は、

カスタムオーダーでしか製作されておりません。

ギター製作において、側板を曲げる行程は当然、小さいものの方が難し

いようで、7サイズの方の方が少し角ばって見えます。

よく知っているお客様で、7の魅力にとりつかれて、

4本カスタムオーダーされた方がいます。

小さな子供が一生懸命歌っている・・・・そんな魅力です。
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マーチン
日時
2009年12月04日16:05
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マーチン道、始まります!

はじめまして。現在、御茶ノ水のギタープラネットという
お店で店長をしている小山と申します。

この秋に、「マーチン道」というブログをはじめ、ご好評をいただいて
おりましたので、このたびこのサイトでも
「マーチン道・発展編」という形で展開していきたいと思います。

よろしくお願い致します。

過去のブログについては、こちらをごらん下さい
カテゴリー
マーチン
日時
2009年12月03日19:07
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